歴代のアントの中で最も小型と思われるアント10型。1/80スケールではなんと500円玉サイズ・・・とても小さいアントです。
昭和34年に販売を開始した最初のアントで、まるでエンジンに車輪と連結器、サドルを付けただけの様な簡素な作りが特徴。
構造は至ってシンプルですが、フレームの形状や車体構造の多くは後のアントに引き継がれ、現在でも見ることができます。
写真は左から年代順で、ジャッキアップ式アントを並べてみました。
ANT10・・・・昭和34年発売
ANT15-3・・昭和44年発売
ANT20・・・・昭和56年発売
ANT22G・・・平成18年発売
※発売年はアント工業様HPより
エンジンと車体の位置関係や丸棒によって支えられている車体構造等、現在のアントと同じ所も多くみられる。